ストイックな気分で最終日に突入。
<第1走者 2152M 区間快速いしかりライナー 手稲行 自宅-札幌 721系F-7編成>
クモハ721-7に乗車
さすがにこの時間の快速は混んでいた。先頭車に乗って前面展望を楽しむ。
721系は前面展望ができるのが最大の長所。731ではできない。
<第2走者 553D 石狩当別行 札幌-石狩当別 キハ143系3両編成>
(石狩当別)キハ143-102+キサハ144-102+キハ143-152(札幌)
キハ143-102に乗車
ここからは学園都市線に初乗車である。
この編成は中間にキサハ144(無動力車)をはさんでおり、2M1Tの編成。
なぜかキサハの床下からエンジン音がするのだが、これはサービス用の電源なのだろうか?
学園都市線はれっきとした通勤路線なのだが、函館本線や千歳線に比べると、やはり車両が厳しいものがある。
キハ143系はキハ40系1700番台よりも明らかに非力。加速も遅く、ノッチを入れて数秒してから加速がついてくる感じである。キハ201系は4編成しかなく、函館山線での運用の方が多いようだが、学園都市線にこそキハ201系が必要だと思った。
<第3走者 5425D 新十津川行 石狩当別-新十津川 キハ40-401>
学園都市線は石狩当別で殆どの列車が系統が分かれている。
今回も約30分の間合いで乗り継ぎ。
ここからは石狩平野・空知平野の米作地帯をひたすらに進む。
ほぼ直線主体のコースなのだが、乗り心地が非常によくない。まるで昨日乗った函館市電と同じような感じだ。
線路の状態が良くないからだろうか、キハ40も相当ゆっくりなペースで進む。
沿線はバスの便も良くないので、お年寄りを中心にそれなりの乗車はあったが、新十津川で下車したのは私一人であった。
<新十津川-滝川>
新十津川-滝川は地図で見ると歩ける距離なので、運動もかねて歩いてみる。
本当はバスに乗ろうと思ったのだが、ちょうど良い便が全くない。
歩いてみると、これが意外と距離がある。
途中で徳富川と石狩川を渡る。甲子園出場校の滝川西高前も通過。
滝川駅前のビルは、新十津川からもよく見えるのだが、歩いても歩いても一向に近くならない。
乗り継ぎの間は50分だが、50分をフルに使って(途中ちょっと走って)滝川駅にギリギリで到着。
こりゃ明日かあさってがつらそうだ。
<第4走者 3018M スーパーホワイトアロー18号 新千歳空港行 滝川-新千歳空港 785系NE-502編成>
(札幌)クハ784-2+モハ785-502+クモハ785-102+クハ784-4+クモハ785-104 ?
モハ785-502に乗車
滝川駅は1番線が根室本線のため、跨線橋を渡って5番線からの乗車。疲れた体に追い討ちをかけられる。
そのため、車号もうる覚え。
しかし、今回は指定席「Uシート」を取っている。それが楽しみだったのだが、大正解。ハイバックのシートは白鳥で乗った485-3000番台のよう。シートピッチも広くかなり快適。
そして、785系で強く感じたのは、「特急ってこんなに静かで揺れないものなのか」ということ。
これは元釧路人で、特急といえばキハ283系という観念のある私ならではのものかもしれない。
なんとなく、カーブではフルバンクして地面が近く見え、エンジンの振動に揺られながら乗るものが特急という印象だったが、電車特急はまるで違う。おかげで、行程の殆どを寝てしまった。
<新千歳空港にて>
駅フォトラリーの写真を何とか撮影し、久しぶりに食事をかねて空港見学へ。相武紗季のペイントがされている777なんかを写真に収める。やはり姿が美しいのは747だが、ずいぶん少なくなったものだ。
途中でアメックスのくじに当たって、賞品を引き換えに行ったのだが、そこでしつこく勧誘される。
無職なんですがカード作らせてくれるんですかね??
断ると女の人に露骨にいやな顔をされ不愉快な気分に。営業のイロハも知らないアホだ。
まあ、私もそうだったから人のことは批判できないが。
<第5走者 3931M エアポート161号 小樽行 新千歳空港-南千歳 721系F-4102編成>
クハ721-4102に乗車
次のスーパーとかちに乗り継ぐため、エアポートで1駅だけ戻る。
<第6走者 37D スーパーとかち7号 帯広行 南千歳-新夕張 キハ283系所定5両+増結3両=計8両>
(帯広)キハ283-1+キハ282-2003+キロ282-5+キハ282-2+キハ282-106+キハ283-14+キハ282-2005+キハ283-20(札幌)
キハ283-20に乗車
本当は追分で次の夕張行に乗り換えようと思っていたが、滝川でのウォーキングの疲れもあり、一気に新夕張まで進む。
修学旅行帰りの帯広4中?の生徒がいるので、3両も増結されていたが、それでも自由席はほぼ満員の乗り。
車内販売が回ってくる前に新夕張で下車。
<第7走者 2641D 夕張行 新夕張-夕張 キハ40-1771>
新夕張で何枚か写真を撮って、いよいよ今回の旅のゴールである夕張へ。
新夕張駅の1階通路には、石勝線の歴史の展示があった。
夕張への路線は、かつての栄華を偲ぶかのように、高い線路規格と広い駅構内が印象的。
キハ40も結構なスピードで進む。
今度SL夕張応援号が走るようなので、撮影スポットを探しながらの道中。勾配がかなりあるので、煙をおもいっきり噴き上げてくれそうだ。
いよいよ、夕張に到着。駅フォトラリーもここで完遂! さっそく写真を撮って送る。
<第8走者 2640D 追分行 夕張-追分 キハ40-1771>
これは2641Dの折り返し。
駅フォトラリーの賞品をGETする。
さっそく画像は携帯の待ち受けにした。
やっぱり画像にも摂りつかれているらしい(笑)
まあ、一番好きな車両だからよいのだが。
新夕張からの石勝線区間は今までのキハ40で経験したことのないくらいのスピードだった。
<第9走者 4010D スーパーおおぞら10号 札幌行 キハ283系所定6両+増結4両=計10両>
(札幌)キハ283-6+キハ282-104+キハ282-2004+キハ283-8+キハ282-108+キハ282-8+キロ282-6+キハ282-110+キハ283-4(釧路)
キハ282-104に乗車
今日の石勝線は全体的にダイヤが3分遅れていた。
それと関係があるのかどうかわからないが、すれ違ったスーパーおおぞら11号はキハ183系。
JRの運行情報では何があったのかわからなかったし、遅れなしということだったが、キハ283系と同じ時間で走るのは無理だろう。
釧路着は何時になるのだろうか?
乗ってきたキハ283系は、札幌から手稲行のホームライナーになった。
<第10走者 3327M 区間快速いしかりライナー 滝川行 札幌-自宅 721系F-14編成>
クハ721-14に乗車
いよいよ今回の旅最後の列車。
乗り継ぎを待つ間に札幌駅でキハ261系1000番台の試運転に遭遇。
函館線を旭川方面に走っていったようだ。
そして、いよいよ旅も終了。自動改札機に切符を通す。今回の切符は思い出にキチンと保管しておこう。
<本日のデータ>
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:407.8Km
普通に切符を買うと総額:10,450円
本日までの累計:4832.3Km
普通に切符を買うと累計:119,820円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:2471.1m
本日新たに加わった分:94.2Km
計:2565.3Km
フォトラリー制覇:20駅(帯広・釧路・根室・原生花園・網走・旭川・稚内・函館・木古内・江差・増毛・富良野・室蘭・様似・札幌・ニセコ・小樽・新十津川・新千歳空港・夕張)
<第1走者 136M 札幌行 自宅-札幌 721系 F-1009+F-5001?>
クハ721-1009に乗車
いつもの721系という油断からか、後ろの編成番号を失念。たしか5001だったと思うが、5000番台ってエアポート専用では・・・。
<第2走者 5006D スーパー北斗6号 函館行 札幌-函館 キハ281系所定7両+増結1両=計8両
>
(函館)キハ281-3+キハ280-205+キロ280-3+キハ280-106+キハ280-2+キハ283-17+キハ280-11+キハ280-902(札幌)
キハ283-17に乗車。
所定では281系の列車だが、283系を1両増結。そして、指定された6号車はその唯一の283系。
何の因果か、摂りつかれている・・・。
ただ、今日乗車したキハ283-17は、もともと禁煙指定席の車両でシートが赤地のもの。
こちらの方がグレー地のシートより座り心地がよい。これで枕が上下すると最高なのだが・・・。
今日は雨で車窓もあまり期待できないので、函館までぐっすり寝させてもらった。
<函館にて>
乗継まで約2時間あるが、函館まで来て何もしないのももったいないと思い、市電の一日乗車券(600円)を買う。
小雨の中、駅前の電停へ行くと、ちょうど谷地頭行に9601型「らっくる号」が。迷わず乗車。
車内はノンステップで、どこに車輪がついているのか?といった感じ。多分シートの下に車輪があるのだと思うが、レイアウトに感心する。
乗客は地元の人もそれなりにいるが、それ以上に修学旅行の小学生・中学生が多かった。その小学生たちと同じように一日乗車券を持って乗っている中年って・・・かなりさみしい。
時間もたっぷりあるから・・・と思って、駅前-谷地頭-湯の川と乗るが、これが意外と時間がかかる。大体全線で35分くらいかかるようだ。
本当は湯の川で函館ドック前行に乗り換えて函館ドック前まで行きたかったのだが、時間も迫ってきたので、そのままらっくる号で駅前へ戻る。ギリギリ600円の元は取れたかなという感じだ。
北海道の地方都市は概して元気がないと言われるが、函館はすごく活気を感じる。さすが道内人口第3位の都市だ。
<第3走者 2841D 長万部行 函館-(大野・鹿部経由)-長万部 キハ40-1812+キハ40-841(森まで)>
キハ40-1812に乗車
函館からは函館本線の未乗区間をつぶすべく、普通列車で札幌へ戻る。
2841Dは14時台の列車なので高校生もいなく平穏だなと思っていたら、次の五稜郭で大量に乗車してきた。
でも、この女子高生たちが面白かった。まず、見た目は普通の女子高生なのだが、話す言葉がなまっているのである。そのギャップが何かよい。
よくよく聞いてみると、この子たちだけでなく車内のほぼ全員が函館弁。いままで道内を巡ってきて、こんなにはっきりと方言を意識したのは初めてだ。
女の子たちは寝過ごさないようにアラームをかけるかかけないかという携帯のアラームの話でもめていたが、「今起きてるじゃん!」と言った子が正解。あっという間に七飯について、殆どは降りていった。
七飯からは大野まわり、そして大沼からは鹿部まわりで森へ行く。鹿部まわりの通称「砂原線」は海沿いを行くのかなと思ったが、実際はほとんど海は見えない。天気も雨で写真も撮れないし、お弁当も食べてうとうとしているうちに森に着いた。
森からは1両になって長万部へ向かう。この区間もキハ40はなかなかのスピードで進む。荒れた海を見ながら長万部へ。
<第4走者 2949D 小樽行 長万部-小樽 キハ150-16>
長万部では、函ハコのキハ40、苫トマのキハ150、札ナホのキハ150と3つの車両区の車両が集まる。
同じ車両でも、室内の掲示物などに違いがあるのは面白い。
ここからはいよいよ函館本線山線を行く。かつてはC62重連の急行ニセコが走った道だ。
しかし、現在では「本線」といっても状況はかなり苦しい。
まず、他線と違って、高校生の通学利用が多くないように感じた。
長万部から乗った高校生は黒松内で全員下車し、黒松内-ニセコは乗客は私1人。
ニセコ・倶知安からは高校生が乗車したが、小沢で全員下車し、小樽までは乗客も5人程度といった感じである。
ただ、この地域は小樽の求心力が強いので、夕方は逆方向に乗ると、通学(帰宅)利用も多いのかもしれない。
車窓は相変わらずの雨。写真も撮れずにひたすら乗る。
それにしても山線というだけあって、勾配がかなりのものであるし、カーブもきつい。
キハ150でも上りは50キロ程度に落ちる。よくここを蒸気機関車が通ったものだ。
<第5走者 337M 江別行 小樽-自宅 731系G-105+G-115編成>
クハ731-205に乗車
小樽でも駅フォトラリーの写真をとって、本日最後の列車に乗る。
この区間は、晴れた日の昼間だと海が見えるのでよいのだが、さすがに夜だと・・・。
鉄道ファン向けには稲穂の札幌運転所が興味をひかれるところである。
<本日のデータ>
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:646.8Km
普通に切符を買うと総額:14,410円
本日までの累計:4424.5Km
普通に切符を買うと累計:109,370円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:2295.6Km
本日新たに加わった分:175.5Km
計:2471.1Km
フォトラリー制覇:17駅(帯広・釧路・根室・原生花園・網走・旭川・稚内・函館・木古内・江差・増毛・富良野・室蘭・様似・札幌・ニセコ・小樽)
明日は、札幌-新十津川-滝川-新千歳空港-南千歳-追分-夕張-追分-札幌 の予定
<第1走者 139M 岩見沢行 自宅-岩見沢 721系F-3017+F-1編成>
F-3017には非常に高い確率で当たっている(笑)
ので、本日はモハ721-1に乗車。
第1次車は内装が2次車以降とは内装が違い、ポップな感じである。
水色の壁+赤の座席+黄色の取手という配色だが・・・個人的には2次車以降のシックな方が好き。
<第2走者 1466D 苫小牧行 岩見沢-苫小牧 キハ40-1706>
本日は室蘭本線の岩見沢-苫小牧間に初乗車。正確には子供のとき万字線のお別れ列車には乗車したので、志文-苫小牧が初乗車ということになる。
室蘭本線はかつて空知炭田で取れた石炭を室蘭へ運ぶ重要な役割を果たしていた路線であるため、線路規格も高く、キハ40でも常時80kmくらいで進む。
沿線は、栗山のように地域の中核として建てられた駅舎もあるが、ほとんどの駅は駅舎が似ている。車掌車改造の駅舎が少ないのも特徴かもしれない。
また、北海道の一大米作地帯である空知平野を突っ切るため、沿線は水田ばかり。水が張られていた。
乗客数も1両にさらっと全ボックス+ロングシートが埋まる程度は乗っており、列車本数は少ないが、全く利用がないというわけではなさそうだった。
追分で小休止中に撮影。
<第3走者 5010D スーパー北斗10号 函館行 苫小牧-室蘭 キハ281系 所定7両>
(札幌)キハ281-2+キハ280-108+キハ280-4+キハ280-103+キロ280-2+キハ281-901(函館)
キハ280-108に乗車
苫小牧-室蘭を一気にワープして、室蘭本線の末端である東室蘭-室蘭間を乗りに行く。
で、ワープに利用したスーパー北斗であるが、10号はキハ281系の列車。最近来る列車がみなキハ283系で、キハ281系には久しぶりに乗車したが、
283系より揺れが少ない気がした。台車の違いかな?
<第4走者 434D 室蘭行 東室蘭-室蘭 キハ150-104+キハ40-1791>
キハ40-1791に乗車
東室蘭-室蘭も初めての乗車。かつてはここをD51牽引の3000トンの石炭列車が走ったんだな~とか思っているうちに、あっという間に室蘭へ。
781系の写真を、白鳥大橋と絡めて撮りたいのだが、なかなか良いポイントはなさそうだ。
昨日はオヤジのマナーについて書いたが、今日は高校生のマナーというか常識を疑う出来事が。
列車の中からホームに唾を吐いている高校生がいた。歩いている人にかかったらどうするんだ!?
車掌が乗務しなくなってから、列車の中で一部の生徒が好き勝手になってしまっている。
学校の先生の添乗指導をもっと増やすべきではないか。
<第5走者 4467D 東室蘭行 室蘭-東室蘭 キハ150-104+キハ40-1791>
キハ150-104に乗車。
434Dの折り返し。室蘭では駅舎と駅フォトラリーの写真をとっただけで早々に退散する。
キハ150は窓が大きくてよいのだが、苫トマ車は窓の汚い車両が多い。窓破損防止のシールか何かが汚れているようだ。
<第6走者 5007D スーパー北斗7号 札幌行 東室蘭-苫小牧 キハ283系所定7両+増結2両=計9両>
(札幌)キハ283-10+キハ282-2001+キハ282-109+キハ282-104+キハ282-5+キハ282-3001+キロ282-7+キハ282-2008+キハ283-19(函館)
キハ282-2001に乗車
また、スーパー北斗でワープを試みる。そして、スーパー北斗でもキハ283系。摂りつかれている・・・
2両も増結していたが、そんなに込んではいない。どこかの行路に修学旅行の輸送が絡んでいたのだろう。
<第7走者 2233D 様似行 苫小牧-様似 キハ40-353+キハ40-354(鵡川まで)>
キハ40-353に乗車。
ここからは、初めての日高本線に乗車する。日高はそんなに遠くはないので写真を撮りにはよく行くのだが、
撮られる側に乗るのは初めてである。
車窓は、鵡川までは思っていたよりも内陸を進む。が、勇払の石油基地など見ていて飽きない。
そして、鵡川からは海沿いを行く。特に節婦-厚賀-大狩部-新冠間はハイライト。
足元に海岸線が迫ってくるようだ。
また、日高門別や絵笛付近では馬も見られる。
残念だったのは、このキハ40も窓が汚い。せっかくの車窓なのに。
この列車は高校生の帰宅列車となっているようで、富川高校生が新冠まで、静内高校生が東町まで乗車した。どちらもかなりの長距離通学である。
浦河付近で見た夕焼けはとてもキレイだった。
<第8走者 2242D 苫小牧行 様似-苫小牧 キハ40-353>
これは2233Dの折り返し。
様似で駅の写真や駅フォトラリーの写真、そしてジェイ・アール北海道バス様似営業所所属の車の写真を撮る。
様似営業所には元淡路交通車のキュービック(いすゞP-LV214)が多く所属しているようで、珍しいワンロマ車(531-)もいた。
帰りもやはり高校生が多く、様似から様似高校生、浦河から浦河高校生、静内から静内高校生と相当の乗りだ。
ローカル線にとって高校生が大得意様なのであろう。通学域もかなり広い。車内での様子は三者三様だが、汽車通学って楽しいんだろうなと思った。
浦河高校の男子には「どちらまで行かれるんですか」と話しかけられた。こういう交流って楽しいものだが、人見知ってしまうのは、私の悪い癖である。
もう少し話をしてみれば良かったな・・・。
<第9走者 5021D スーパー北斗21号 札幌行 苫小牧-札幌 キハ283系所定7両+増結2両=計9両>
(札幌)キハ283-10+キハ282-2001+キハ282-109+キハ282-104+キハ282-5+キハ282-3001+キロ282-7+キハ282-2008+キハ283-19(函館)
キハ282-109に乗車
何と、やってきたのはさっき乗った7号の折り返しの折り返し。つまり、私が苫小牧-様似を往復している間に、車両は苫小牧-札幌-函館-苫小牧
と1往復半弱していたのだ!
苫小牧から札幌方面への最終列車となるので、待合室には待っている人も多数。そして、苫小牧はSきっぷ区間なので自由席が込むはず・・・ということで、急遽指定席を取る。これでちょうど指定席6回分を使い切った計算だ。
夜は車窓も見えず退屈な感じがするが、北広島-西の里(信)の車窓、新札幌-札幌の車窓はなかなか。高架線から見下ろす夜景は、空中を飛んでいるようで
見ごたえがある。隠れた夜景スポットである。
<第10走者 349M 岩見沢行 札幌-自宅 711系S-105+S-113編成>
クハ711-205に乗車
今日の最後は711系に乗車。やはり重厚な乗り心地だ。
ボックスシートで知らない人と相席というのもなかなか乙なものである。
<本日のデータ>
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:610.6Km
普通に切符を買うと総額:15,950円
本日までの累計:3777.7Km
普通に切符を買うと累計:94,960円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:2075.1Km
本日新たに加わった分:220.5Km
計:2295.6Km
フォトラリー制覇:14駅(帯広・釧路・根室・原生花園・網走・旭川・稚内・函館・木古内・江差・増毛・富良野・室蘭・様似)
明日は、札幌-函館-長万部-小樽-札幌 の予定
<第1走者 153M 岩見沢行 自宅-岩見沢 721系 F-3017編成>
クハ721-3017に乗車
またまた721系3000番台。
<第2走者 3007M スーパーホワイトアロー7号 旭川行 岩見沢-深川 785系 NE-5編成 所定5両>
(札幌)クハ785-5+モハ784-505+モハ785-5+サハ784-5+クモハ785-5
クモハ785-5に乗車
実は785系に乗るのは今回が初めて。
シートは昨日乗った789系やおととい乗ったキハ261系とほぼ同じもののよう。
さすがに直線ばかりで130km運転なので、あっという間に深川についた。
785系はシックな内装で、紳士の似合う電車だと思うのだが、チョット場違いなサラリーマンが1人。
常に部下に大声で説教口調。部下が気の毒だし、何より旅のときくらい仕事は忘れたいのに・・・とてもウザイ。
ああいう上司は確実に仕事ができないんだよな。
沿線は北海道の穀倉地帯。水田には水が張られていた。
暑寒別岳にはまだ残雪が・・・名前の通りなのかな。
<第3走者 4925D 留萌行 深川-留萌 キハ54-502+キハ54-504(回送)>
キハ54-502に乗車
留萌本線に初乗車。まず、出発する方向にとまどう。札幌方面から来ると、留萌本線にはスイッチバックする形で入るのだ。
室内は釧クシ車にもあった集団見合い式のリクライニング。こういうときに困る。逆向きに座ってしまったので、仕方なくロングシートに移動。
留萌本線にはドラマの舞台になった恵比島だけでなく、味のある駅舎が多い。
JR九州のように、この駅舎を売り物にして、再度SLを復活させてほしいと思った。
また、真布(まっぷ)という駅がある。ゼンリンの本社はここに移転すべきではないか?それとも国土地理院か??
乗客数は以外にもなかなかのもの。特に石狩沼田までの区間が多いようだ。先日のニュースで、秩父別駅での高校生のマナーが話題になっていたが、
ラッシュ時は相当なものなのだろう。
<第4走者 5921D 増毛行 留萌-増毛 キハ54-502>
先ほどの回送キハ54-504は、4928Dとなって深川へ引き返していった。
4925Dと5921Dはひとつながりの列車なのだが、一度下車しなければならない。
おそらく車両切り離し等の関係だと思うのだが、その間、休憩時間のようで運転手さんも昼食をとっていた。
留萌以遠はタブレットを使用していた。しかし、増毛まで1閉塞で、途中で受け渡しもないので、こういうのをスタフ閉塞というのかな。
列車は日本海にそって南下していく。
いろいろ海を見てきたが、やはり日本海は津軽海峡や太平洋よりも荒々しい。
途中に、「阿分(あふん)」という駅がある。「あ」にアクセントがあるのだが、一歩間違えるとエッチな気がする(笑)
<第5走者 4930D 深川行 増毛-深川 キハ54-502>
これは5921Dの折り返しである。帰りはたくさん写真をとった。
<第6走者 2041M ライラック14号 札幌行 深川-滝川 781系 所定4両>
(札幌)クモハ781-2+サハ780-4+モハ781-4+クハ780-2
クハ780-2に乗車
短区間だがこの秋に引退する781系に乗車。外装・内装ともに痛々しい。お疲れ様と言いたい。
内装は183系初期車とほぼ同じ。
<第7走者 2433D 新得行 滝川-新得 キハ40-1759>
昨日に続いて+1000番台に乗車。根室本線の滝川-新得も初乗車。
感想としては、「駅間が長い!」
もともと運炭路線として建設されただけに旅客は二の次だったのかもしれないが、滝川市内にもう少し駅を増やせば利便性も増すのではないだろうか。
芦別では大観音像が見えた。
野花南-島ノ下が今回の車窓の見所かなと思ったのだが、長大なトンネルで突っ切って一気に富良野まで来た感じだった。
富良野では17分間停車するが、こちらは乗ったままでよい。ただせっかく富良野まできたので、一服も兼ねて一旦下車する。
そして戻ってみると、高校生がワラワラと! ちょうど下校列車となっているらしい。
高校生じゃないのは私を含めて4~5人だけ。
とても肩身の狭い思いをして進む。
余談だが女子高生は「キモイ」を連発するものなのか。約2分に1回くらい「キモイ」を聞いた。別に数えたわけじゃないが。
数えたりなんかしたらそれこそ「キモイ」と100回くらい言われるだろう。
そして通学なんだから、どうせ布部か山部で降りるべとタカをくくっているとこれが大間違い。大半は幾寅で下車した。幾寅は映画「鉄道員」の舞台となった駅で、映画のセットや「キハ23 1」なる、キハ40の改造車が保存されている。
北海道で通学時間が約1時間というのは相当長い部類に入る。一番遠い子で落合の子もおり、学区の問題さえなければ、
富良野緑峰高に通うより新得高に通うほうが近いだろう。
話は前後するが、沿線は非常に美しい。
「北の国から」のファーストシーンの舞台である布部。
確か黒板一家はキハ56系でここまできたはずだ。
左は夕日で赤く染まった農地。右は残雪の残る日高・夕張・三笠の山々・・・
そして、金山を過ぎると、左手に金山湖が。
周囲の山々の姿を湖面に映し、とてもきれいだった。
ここもサロベツと並んで、撮影したいポイントだ。
幾寅を過ぎると狩勝峠越えにかかる。やはりこの区間も鹿が出没。何度も急減速を強いられる。
キハ40の足は衰えず、難なく新狩勝トンネルへ。
そして、トンネルを出ると、そこは十勝の国。
遠くに新得の街並みを見ながら下る。
ちなみに特急で峠を越えるよりも、速度が遅い分、普通列車の方が味がある気がする。
この富良野-新得間は本当にお勧めのポイントだ。
<第8走者 3438D 快速狩勝 旭川行 新得-旭川 キハ150型1両 キハ150-8+キハ150-3(富良野より回送で連結)>
キハ150-8に乗車
新得で名物のソバを食べ、帰りは富良野線経由で旭川へ戻る。
富良野線も初乗車だが、日も落ちてしまったのでただ乗っただけという感じになってしまった。
もっとも沿線は何度も行ったことがあるので、そんなに新鮮な感じはしない。
新鮮だったのは、まず車内の案内放送。自動音声で日本語だけでなく英語もある。
音量が小さくてよく聞こえなかったのだが、「ワンマン列車」は"One-man train"というようだ。
てっきり「ワンマン」は和製英語だと思っていた。
ちなみに特急列車の乗り換え案内では分詞構文が使われていると思う(Passenger's changing to Esashi line, please transfer at this station.だったかな。独立分詞構文ではないか?)。
さらにキハ150の走りっぷり。エンジン音がキハ283系に似ている気がした。
見た目はヤワな感じだが、実のところは高性能なようだ。
そしてもう一つ驚きなのは、富良野緑峰高校の集客力(?)のすごさ。
富良野線沿線では美瑛まで通学生がいる。東は落合、北は美瑛。相当なエリアだ。
美瑛だと旭川に目が向くのかなと思うのだが、この地域では富良野の存在感も相当大きいようだ。
なんて、仕事を辞めてもまだ抜けきれないのか・・・
<第9走者 3034M スーパーホワイトアロー34号 札幌行 旭川-岩見沢 785系NE-5編成 所定5両>
(札幌)クハ785-5+モハ784-505+モハ785-5+サハ784-5+クモハ785-5
クモハ785-5に乗車
朝乗ったのと同じNE-5編成。
最終だけに車内は眠る人多し。そんな中で検札をする車掌さんに頭の下がる思いだ。お互いのために、1両くらい「サイレントカー」を用意してはどうだろう。
かわいそうだったのは、出発前から眠っていたサラリーマン。
誰よりも早く乗り込んでいたのだが、自動放送に起こされ、車掌さんに起こされ、さらに後から乗ってきた酔っ払いオヤジ二人組の大声に起こされ・・・
最初の2つはしょうがないにしても、朝のオヤジといい、世のオヤジのデリカシーのなさにはあきれる。高校生より前にオヤジに乗車マナーを教えるべきだ。
私ももうオヤジだが、ああはなりたくないと心から思うのだ。
<第10走者 342M 手稲行 岩見沢-自宅 721系F-3016編成+F-11編成>
モハ721-3016に乗車
今日もやはり岩見沢で乗り換えたほうが早いので乗り換える。
乗り込むと、なぜか座席が逆(旭川方向)を向いている。ひょっとして明日の朝に備えてなのかと思い、降りるときに旭川方向へ戻しておいた。
<本日のデータ>
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:643.9Km
普通に切符を買うと総額:14,990円
本日までの累計:3167.1Km
普通に切符を買うと累計:79,010円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:1817.2Km
本日新たに加わった分:257.9Km
計:2075.1Km
フォトラリー制覇:12駅(帯広・釧路・根室・原生花園・網走・旭川・稚内・函館・木古内・江差・増毛・富良野)
明日は、岩見沢-苫小牧-東室蘭-室蘭-東室蘭-苫小牧-様似-苫小牧-札幌 の予定
さすがに4日目だとグロッキーだ・・・
クハ721-3018に乗車
この前と同じ731+721だが、721は元エアポート車の3000番台だった。
<第2走者 5002D スーパー北斗2号 函館行 札幌-函館 所定7両+増結1両=計8両>
(函館)キハ283-19+キハ282-2008+キロ282-7+キハ282-3001+キハ282-5
+キハ283-17+キハ282-2001+キハ283-10(札幌)
キハ283-10に乗車
事前に指定席を取ろうとすると、「満席です」との返事・・・イヤな予感はしたが、やはり、札幌で乗り継いだ時点で自由席は満席+立客多数。
仕方ないので、最後部の貫通扉(展望席)で過ごす。
乗客は苫小牧までは増え続ける一方で、東室蘭でおよそ半分くらいが下車して座ることができた。
混雑の理由は中学校の修学旅行。乗りなれている人の話だと、この時期は指定を取るのが難しいらしい。
今日は午前中は天気が良くて、噴火湾も駒ケ岳も大沼も車窓が素晴らしかったのだが、あまりの混雑で一枚も撮影していない。目には焼きついているが。
<第3走者 4018M 白鳥18号 八戸行 函館-木古内 所定6両+増結2両=計8量>
(青森)クロハ481-3016+モハ484-3031+モハ485-3031+モハ485-3067
+モハ484-3067+モハ485-3062+モハ484-3062+モハ481-3006(函館・八戸)
モハ481-3006に乗車
初めてJR東日本の485系3000番台に乗ったが、中はまるで新車。特にシートがとてもよい。背もたれがゆったりしていて、リクライニングも2way(座面と背もたれを別々に調整できる)だった。
津軽海峡線は車販もNREで、JR北海道とは売っているものが若干違う。もちろん制服も。何か新鮮。
江差線区間は線路状況の関係か、津軽海峡を見ながらゆっくりと進む。オホーツクのときは遅いだなんだと散々書いたが、白鳥はこの遅さが実によい。穏やかな津軽海峡と、向こうに見える函館山に見入って時間を忘れているうちに木古内に。
<第4走者 122D 江差行 木古内-江差 キハ40-1796>
木古内で江差行ワンマンに乗り換える。キハ40は遅いと思っていたが、+1000番台はエンジンが更新されているのか、力をもてあましている感じがした。速度が上がらないのは線路規格のせいだろう。
江差線は吉堀-神明の間の距離が長く、そこを境に生活圏も異なるのかもしれない。もちろん、買い物はみんな函館に行くと思うのだが。
なにより驚いたのは、昨日までの道東や道北とは植生が全く異なること。葉は新緑に輝き、たくさんの花が咲いている。庭先でおばあさん同士が会話していたり、何か開放的な気分になる車窓だった。
<第5走者 125D 函館行 江差-木古内 キハ40型1両>
これは122Dの折り返し。折り返しを待つ間に、江差駅の周辺を散策。
函館バスは新し目の車が多いな。
<第6走者 4009M スーパー白鳥9号 函館行 木古内-函館 所定6両+増結2両=計8両>
(青森)クハ789-203+モハ788-203+モハ789-203+クハ789-201+モハ788-201+モハ789-201+モハ788-105+クロハ789-105(函館)
モハ788-201に乗車
スーパーと普通の違いって何だろう? 北斗なら車両も違えば到達時間も違う。でもおおぞらはもはや「スーパー」しかない。
で、白鳥だが、車両は789系の方が新しく魅力的だが、室内はどちらも遜色なく、シートはむしろ485系3000番台に軍配をあげたい。
木古内-函館間に関しては所要時間も大差なく、何がスーパーなのか考えてしまった。青函トンネルの通過時間が圧倒的に違うので、789系は「スーパー」なのかもしれないが。
485系も789系もどっしりとした乗り心地で、安定感がある気がした。
やはり帰りも津軽海峡に見とれているうち、青函運転所を過ぎて函館へ。
<函館にて>
今回、旅程の関係で函館には2回行くので、散策は次回にしようと思ったのだが、週間天気を見ると、次回行く日は雨のよう・・・そこで、北斗15号で帰る予定だったのを2本遅らせて、元町・十字街・港湾地区を散策した。
この地区には元の職場の会場が2箇所あり、気になって中を覗いたりするのは職業病だが(笑)、辞めたのに何をやってるんだと自分にツッコミ、30分かけて元町へ。
元町に行った理由は、函館ドックのクレーンを撮影するため。函館のシンボルとも言われているが、老朽化から解体されるかもしれないらしい。そこで、建っているうちに写真に収めたい、どうせ収めるなら函館らしい元町の風景と絡めて・・・と考えたのだった。
結果は・・・写真をみてください。偶然の産物なのだが。
結局元町では約100枚くらい撮影して、メモリーカードもいっぱいになり、食事へ。
食事はもちろんラッキーピエロ。ベイエリア本店に行く。
ところが、20人くらいの大集団が入ってきて、いづらい雰囲気に。早々に退散する。チャイニーズチキンは相変わらずうまかった。
帰りは、さすがに疲れてバスを利用。「ルクサ元町」とかいう市内循環バスは100円で乗れるので、電車の50%OFFでお得。
<第7走者 5019D 北斗19号 札幌行 函館-札幌 所定5両+増結2両=計7両>
(函館)キハ183-3563+キハ182-2559+キロ182-2553+キハ182-2557
+キハ182-2555+キハ182-2553+キハ183-3566(札幌)
キハ183-3566に乗車
帰りは予定を2本遅らせた北斗19号だが、キハ183系である。なぜ183系を選んだかというと、前面展望が楽しめるから。ということで、少し早めに駅にいって、7号車12番A席をゲットする。
前面展望は迫力満点! 小田急のロマンスカーのようだ。運転手さんの会話も聞こえてきて、臨場感満点である。ただし、昼間なら・・・夜が更けてくると室内の明りが映りこんでしまうので、あまり見えなくなってしまった。
しかし、よくあれだけの信号や標識を見て、キチンと運転できるものだと感心した。特に東室蘭まではかなり若い運転手さんだったのだが、的確な加速・減速や停止位置の正確さなど、電車でGo!なら200点くらい取れそうである。
<第8走者 3335M 区間快速いしかりライナー 岩見沢行 札幌-自宅 731系G-120+G-108>
クハ731-208に乗車
最後は昨日と同じく731系。特に感想はない。
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:819.4Km
普通に切符を買うと総額:20,930円
本日までの累計:2523.2Km
普通に切符を買うと累計:64,020円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:1775.1Km
本日新たに加わった分:42.1Km
計:1817.2Km
フォトラリー制覇:10駅(帯広・釧路・根室・原生花園・網走・旭川・稚内・函館・木古内・江差)
明日は、札幌-深川-増毛-深川-滝川-新得-旭川-札幌 の予定
<第1走者 4726D 網走行 浜小清水-網走 キハ54-525>
本日のスタートは、釧網線普通列車から。
網走に泊まったが、駅フォトラリーのチェックポイント、原生花園駅の写真を撮っていなかったので、若干戻ることに。
しかし、原生花園は花も咲いていないので、駅フォトラリーの写真をとり、向かいの濤弗湖の写真を撮って移動する。
で、移動先だが、DMVがいるので(ついでに道の駅もある)浜小清水まで戻る。
でも、これが正解。1両編成の4726Dは部活に通う生徒とツアー客で満員。
藻琴まで高校生と一緒にデッキで立つことに・・・
ツアーのおじさんの持っていたデジタル一眼レフはPENTAX。最近K100Dとか増えてるな~。
今回キハ54のシート3種類を制覇。
ランキングは、1.旭川車の転換シート 2.釧路車の青い転換シート 3.釧路車のお見合いリクライニング。
<第2走者 14D オホーツク4号 札幌行 網走-旭川 キハ183系所定4両+増結1両=計5両>
(網走・札幌) キハ183-213+キロハ182-10+キハ182-39+キハ182-45+キハ183-16 (遠軽)
キハ183-16に乗車
網走湖を右手に見て出発。
所定4両のところ、増1号車(キハ182-45)がついて5両編成に。
さっきのこともあり、さぞかし混むのかなと思ったが、車内はガラガラ。
原因は・・・まず第一に言える事は、とにかく遅い。
石北本線は高速化されていないのでY字ポイントがかなりあり、駅を通過するたびに速度制限を受けてしまう。
また、線形も良くない(急勾配・急カーブ)ので、常紋峠と浮島峠ではずっと変速段のまま、速度は40km/hくらいしか出ていない。
さらには客室内の陳腐化も顕著。
シート背面のテーブルがないのは、特急車としてはいかがなものだろう?
沿線には、旭川-紋別道の建設が着々と進んでおり、丸瀬布-浮島間、上川愛山-士別間は無料で通行できる。
果たしてオホーツクはこれに対抗する手立てを打つのであろうか?
噂のキハ261系1000番台に全面置き換えなのか?
であれば、今のうちにしっかり撮影しておかないと・・・
上川からはやや特急らしい速度になり、乗客も上川で一気に増えた感である。
浮島峠には5月も半ばだというのにまだ雪が・・・
そして旭川に近づくにつれて雨脚が強くなった。
オホーツクでも車販のコーヒーを飲んだが、よく見ると紙コップは特注のようだ。
しっかりTwinkle Ladyと書いてある。
<旭川にて>
やっぱり雨。市内散策をやめて、駅前でビッグバンドの演奏を聴く(ACHSだったかな?)
すごくかっこよかった! 音楽ってできたら楽しいんだろうな。
その後はホームでちょっとだけ撮影。今日の貨物は重連だ!
<第3走者 2041D サロベツ 稚内行 旭川-稚内 キハ183系所定3両+増結1両=計4両>
(札幌) キハ183-1555+キハ185-504+キハ183-501+キハ183-1502 (稚内)
キハ183-1502に乗車
こちらも所定3両のところ、1両増結されて4両に。そしてなかなかの盛況ぶりである。
先頭車にしたのは、前面展望ができるから。12番のAB席の指定が取れると良かったのだが、
こちらは先客がいた。
この車両は室内がリニューアルされており、シートはキハ261系と同じものであった。
やはり窓割りとシートピッチが一致しないのは気になるが、初期型のシートよりはかなりましである。
名寄までは高速化されて、駅構内も1線スルー化になっており、かなりのスピードで進む。
オホーツクと同じキハ183系とは思えないくらいだ。
でも、塩狩峠の上りはやはりキツイらしい。
その後は美深までは速いが、その先はカーブに阻まれてあまり速いとは言えない。
しかし、遅い区間は遅い区間で車窓がスバラシイ!
士別から宗谷線唯一のトンネルまでずっと天塩川が寄り添う。
川辺には黄色いエゾカンゾウ?や白いエンレイソウ?が咲いていた。
エンレイソウってこの花なのだろうか? 北大に同名のレストランがあるが・・・
GR-Dの写真だと広角過ぎてよく花が見えない・・・。
音威子府でキハ54の普通列車と交換。駅前には天北線代替の宗谷バスの姿も。
そして何より今日の旅で一番感動したのは、利尻富士が見えたこと。来てよかった!
<第4走者 2034D スーパー宗谷4号 札幌行 稚内-岩見沢 キハ261系所定4両+増結2両=計6両>
(札幌) キハ261-104+キハ260-104+キハ261-102+キハ260-102+キハ260-201+キロハ261-201 (稚内)
キハ261-104に乗車
日本最北端でこんなものも発見。
利尻富士の感動の余韻をひきづりつつ乗車すると、なんと今度は夕日に赤く染まった利尻富士が!
もう言うことなし! 写真見てください。
車販のお姉さんも美人で、コーヒーを2杯も飲んでしまう・・・。
ただ、稚内方面は車販に要注意である。サロベツはワゴンサービスなし(自販機あり)だし、
スーパー宗谷も日曜日の稚内発は名寄までお弁当が入手できない。
8時44分発の名寄で、ようやく今日2食目にありつく。
ピントあやしいです・・・。
<第5走者 340M 小樽行 岩見沢-自宅 731系G-102+G-118 計6両>
クハ731-102に乗車
もともとは一度札幌まで行ってから、下り349Mで折り返す予定だったが、
時刻表をよく見ると岩見沢で乗り換えるほうが速いということに気づく。
感想は特にないが、最高で115km/hまで出しているようだ。やっぱ速いわ。
<本日のデータ>
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:900.9Km
普通に切符を買うと総額:24,880円
本日までの累計:1703.8Km
普通に切符を買うと累計:43,090円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:1158.0Km
本日新たに加わった分:617.1Km
計:1775.1Km
フォトラリー制覇:7駅(帯広・釧路・根室・原生花園・網走・旭川・稚内)
明日は、札幌-函館-木古内-江差-木古内-函館-札幌 の予定
※一部の写真に黒い点や影のようなものが移っていますが、列車内から撮影したためです。
心霊写真ではありませんのでご安心ください(笑)
いよいよ今日から7日間、有効期限をフルに使って、JR北海道の全線完乗、および駅フォトラリー20駅完全制覇にチャレンジする。
<第1走者 120M 小樽行 自宅-札幌 731系G-113編成+721系F-3編成>
(小樽) クハ731-213+モハ731-113+クハ731-113+クモハ721-3+モハ721-3+クハ721-3 (江別)
まずは自宅から札駅へ。旅のスタートは120Mからとする。もちろん、乗車したのはクロスシートの721系(クハ721-3)
対向列車を見ると、朝方は滝川行・苫小牧行などで711系が多く使われている。
早起きは三文の得! これから撮影は朝だ!!
<第2走者 4001D スーパーおおぞら1号 釧路行 札幌-釧路 キハ283系 所定6両+増結2両=8両>
(札幌) キハ283-11+キハ282-2009+キハ283-13+キハ282-111+キハ282-1+キロ282-1+キハ282-103+キハ283-2 (釧路)
キハ283-2に乗車
札幌より、スーパーおおぞら2号に乗り換え。スーパーおおぞらは、釧路から帰省するときにしょっちゅう利用していたので、あまり感慨はない
が、やはり速い!
新札幌-南千歳18分てどういうこと!? 車だったら一発で免取じゃないのかね? さすがです。
乗ったのは1号車なのだが、これはもともと喫煙指定席だった車両。全面禁煙になった今でもタバコのにおいがこびりついている感じがした。
私はスモーカーなので関係ないが、嫌煙派の人は1・2号車は避けるべきかな。
そして、特急にのる最大の楽しみは「車販」。お姉さんがかわいいとサイフの紐もつい・・・
結局コーヒー280円+アーモンドチョコ210円+アイスクリーム270円と大盤振る舞い(?)してしまう。
でも、やっぱりアイスは格別。この黄色さが乳脂肪分多めの証だ。
桜は、夕張滝の上で満開。帯広付近も7分咲きだが、釧勝峠を越えると、2ヶ月逆戻りといった気候に。
また、道東道の建設が思った以上に進んでいた。登川からは線路の左側へ折れていくようだ。
スーパーおおぞらの魅力は尺別-白糠間の太平洋岸を走る部分。先頭車の窓から、イメージショットも含め、何枚か撮影。
幻の駅(?)古瀬も写真に収めた。
でもここどうやって行くんだろう?
<第3走者 3631D 快速ノサップ 根室行 釧路-根室 キハ54-507>
乗り継ぎの間に、釧路湿原ノロッコ号の写真を撮る。
初めてキハ54というものに乗った・・・が車内に何か違和感が・・・豊富町の紹介??・・・よく見ると所属旭アサ(宗谷北線運輸車両所)ではないか!?
ということは、先日トレーラーと衝突して廃車になった釧クシのラッピング車の補充でレンタルされているのだろうか。
乗り心地は、加速最高! 変則1段、直結2段?の変速機による加速力は283系なみで小気味良い。キハ40をイメージしていた私にはすこぶる爽快に感じた。
ただし、段の切り替えや再力行時にはややショックが大きい。
また、この車両は全席転換シート。集団見合い式が基本だと思ったが、やはり進行方向を向いて座るのは自然だと思う。
ついでに、根室本線釧路以東も初乗車。沿線は、まさに「最果て」。人間を寄せ付けない自然の力といったものを強く感じた。
釧路-厚岸間は車で何度も通ったが、やはり、門静以東の太平洋・厚岸湖沿岸を通る車窓がハイライトである。カキの養殖で有名な厚岸湖は、湖面に水鏡を浮かべ、大変美しかった。
また、落石付近からの巨大風車とトドワラの風情もすばらしい。
昔、地理の教科書に出てきた「根釧台地」がまさにここにある!
3631Dは快速というだけあって、停車駅は東釧路・武佐・別保・上尾幌・厚岸・茶内・浜中・厚床・落石のみ。
日本最東端の東根室駅も通過して、あっという間に根室に到着。
<根室にて>
ブルドック発見! といっても犬ではなく、バスである。
三菱ふそうMP118 その顔つきからブルドックと呼ばれているが、現役の車は相当少ないはず。
根室交通のノサップ岬定期観光?に使われているようだ。
アイドリングは相当息継ぎしていたが、大丈夫なのだろうか?
ちなみに、根室交通はふそうオンリーのようだ。
根室という町は古きよき時代を残したまま現在に至っていると思う。
一般的に港町は人情味があると思うのだが、ご多分に漏れず根室でも、冷たいコーヒーを買ったら「ホットの方がいいんじゃないの?」と売店のおばさんに言われたりとか、泣いている子供に、気さくに話しかけるおじさん
、娘と孫の乗った汽車の出発をホームで手を振って見送る老夫婦など、都会ではなかなかお目にかかれない光景に出会えた。
<第4走者 5636D 釧路行 根室-釧路 キハ54型 1両>
キハ54-507に乗車。
これは3631Dの折り返しである。ただし、運転手が違い、3631Dの運転手は自分の後ろのカーテンを下ろしていたが、こちら5636Dの運転手はあけたままにしてくれた(光線の関係かな?)
おかげで前面展望を堪能したが、疲れからか途中から船をこぐ羽目に・・・
<釧路にて>
釧路バス11番 ふみぞの-米町線で弁天ケ浜へ。
理由はず~と昔にここでよい写真を撮ったからなのだが、釧路は自分の車でしか移動したことがなく、バスは初めて。意外と遠回りするんだな~と思った。
米町公園で下車し、海側へ向かうが、これがおおきなミス。
すぐに折り返しのバスが来てしまい。3枚とって終了。
さらに私の時計が狂っていて、危うく乗り遅れるところだった。
帰りは十字街7丁目で下車し、レンガ倉庫へ向かう。
レンガ倉庫・美術館・幣舞橋で撮影し、駅へ。今日は釧路にしては天気が良かった。
<第5走者 4744D 網走行 釧路-網走 キハ54-517>
これは釧クシ(釧路総合運輸車両所)の所属車。
集団見合い式だが、車体中央がコンパートメントのようになっっており、テーブルがある。今、そのテーブルでこの文章を下書きしているのだが・・・
座席も座面スライドするリクライニングシートで、これがなかなかよい。
ただし、シートピッチが窓割りと一致していない。今私の顔の横には柱がある・・・
釧網本線も初乗車。住んでいるとあんまり実感はないのだが、釧路湿原とはホントに湿原!
まさに広大な沼といった感じである。
ちなみに釧路湿原を堪能するなら、釧路湿原駅よりも細岡駅や茅沼駅の方がベター。
釧路湿原から茅沼までウォーキングとかサイクリングってできるのかな?
できるとしたらそれが湿原を堪能する一番ベストな方法である。
道東では車を運転するとき鹿に注意するのは当たり前(何か光ったら減速)なのだが、
JRも相当な被害を受けているようで、運転手の鹿に対する警戒がすごかった。
急ブレーキで使うあのエンジン(トルコン?)ブレーキは手動なのだろうか?
ちなみに5636Dにも自称「鹿の見張り役」のおじさんがいた。
何でも前回乗ったときに鹿に衝突して10分遅れたらしい。
鉄道車両なら、鹿さんが大ダメージを受けて終わりだが、これが車だと、こちらもしゃれにならないくらいのダメージを受ける。
実際私の元上司は釧路-厚岸間で鹿に衝突し、車全損(廃車)、ご自身も肋骨を3本折るという重傷を負った。
社内では「道東らしい事故」などと言われたが、全くシャレにならないのである。
やっぱりキハ54は速い!
川湯-緑の峠もなんなく通過。
ちなみにこの列車は釧路からの買い物帰り客輸送の役目が大きいようで、乗客数は釧路が最大で、
川湯で車内は私を含め2人に。そのまま増えることなく網走に到着。
<網走にて>
久しぶりに友達に会う。二人で「寿司ダイニングKIYOMASA」という店へ。
回転寿司の店のようだが、2階は個室になっており、カップルに最適だと思う。
味もおいしかった。特にサンマとかイワシとか光り物がおいしい。
今夜はその友達の家に一泊。久しぶりに色々話をした。公務員っていいな♪
<本日のデータ>
今回の旅で・・・
本日の総乗車距離:802.9Km
普通に切符を買うと総額:18,210円
全線制覇で・・・
昨日までの乗車経験距離:856.4Km
本日新たに加わった分:301.6Km
計:1158.0Km
フォトラリー制覇:3駅(帯広・釧路・根室)
明日は、原生花園-網走-旭川-稚内-札幌-自宅 の予定。
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