波乱万丈の一日

今日は目覚めると曇りでした。

私はブライダルの撮影で函館へ出張の日。
函館本線沿線に住んでいる私にとっては、一度札幌駅か新札幌駅へ出向いてから特急に乗り換える必要があるのですが、今回は乗り継ぎの便が案外良い白石・新札幌での乗り換えを選択します。

カメラ２台＋レンズ３本＋ストロボ２個＋PCの入った重～いバッグを持って駅へ向かうと、列車の来ない時間になぜか列車が・・・

どうも、江別以北の濃霧の影響で全般的に遅れているようなのです。

そんなのネットの運行情報に書いていないんだけど・・・

で、私の乗った普通列車は17分遅れ。
原因はどうも遅れてきた「スーパーカムイ」を先行させたことにあるようなのです。
普通列車を定時で出して、厚別退避に変更しても間に合ったと思うのですが・・・。
そして車中、平和駅付近を走行中に、乗車予定だった「スーパー北斗６号」とすれ違い・・・。
やむなく、そのまま札幌駅へ向かいます。

札幌駅では事情を話し、「北斗８号」の指定席に変更してもらうためみどりの窓口へ向かいます。
先のネットの件を尋ねてみると、「２０分以上遅れないと載せないんですよ」とのこと。
２０分以内の遅れなら間に合うってことか？
と疑問に思いつつも、どうにか指定券の変更終了。
そこでも、みどりの窓口の担当者の、

「ハイ、これ北斗８号ね、遅れないように！」

との上から目線の対応にちょっと頭にきたのですが、
最近イメージチェンジして見た目は若くなったので、若造だと思われたのかな～と前向きに考えることにします。

これで予定は大幅に狂ってしまいます。

挙式自体は13:30入りなので時間的には問題ないのですが、撮影中は休める時間がないので、函館で昼食を摂ってからにしようと思っていたんですよね。

北斗８号も札幌～新札幌間の10分の遅れを引きずり、長万部の時点で７分遅れになっていたので、函館到着後には余裕がないと判断し、車内販売でお弁当を購入します。
せっかく節約のためにおやつもジュースも前もって買っておいたのに・・・。

そうそう、英語の車内放送ですが、

以前は、

The stop after ○○　will be △△

だったのですが、

今は、

The stop after ○○ is △△

に変わったんですね。

列車が停車駅に停まるのは毎日定期的に繰り返されていることなので、以前の表現だと、

「次は△△駅に停まる予定だけど、キミたち乗客の態度如何によっては停まってやんないこともあるかもよ」

ってな意味だよ～と、以前授業でネタとして使っていましたが、なんとなく普通になった感がします。

しかし、今日は列車の遅れのため、五稜郭に臨時停車するとのこと。
「The stop after onumakouen is」でタイミングよく放送を切って肉声に切り替えた車掌氏はなかなかのツワモノでした（笑）
そして驚いたのはその後、
いつもの大橋さんの自動放送で列車遅れのお詫びと五稜郭に臨時停車する旨を伝える案内が流れてきたこと。到着時刻や乗り換え方法まで含まれていて、さらには英語版まで完備。どうやら度々起こることのようなので事前に用意されているようです。

函館到着後は気持ちを切り替えて全力で撮影。
披露宴は予想以上に順調に進んで、18:30に終了。

・・・これって最終の「スーパー北斗」に間に合う？？

急遽、宿泊予定だったホテルに連絡し、「今回はキャンセル料はなしでいいですよ」と仰っていただいたので、そのまま函館駅のみどりの窓口へ向かい、指定席を変更してもらって日帰りしてきました。
函館駅のみどりの窓口の担当者はさわやかな若いお兄さんだったのですが、若い人のほうがフレンドリーだし対応も迅速でいいですよね。きっぷを変更してもらっただけなのにいい気分になって帰ってきました。

ということで、重い思いをして持っていったPCは結局使わずじまいでした・・・。

今回思ったのは、これからますますダイヤが不確実になる冬季は、当日乗り込みの出張にJRを使うのは危険ではないかということ。
もちろん、前泊なら何の問題もないですし、車で行くより楽なことだけは確かなので、きちんと予定通りに事が運ぶなら列車で行きたいんですけどね。
JRも毎回遅れる訳ではないですし、こればっかりは天気次第という面もあるので、何とも言いがたいのですが、よく考える必要があると思いました。

さて、今日の写真は、帰りにお世話になったキハ283系「スーパー北斗」を。

実は、画面傾いています（笑）
っていうか、先頭車の傾きに騙されてしまった形ですね・・・。

【撮影地：室蘭本線　登別-富浦】