俊足

今日は晴れ時々曇り。

私は入学式の撮影で札幌市内某小学校へ行ってきました。
同じ小学生でも、先日撮影した卒業式の６年生とは大違い。
そりゃ、これから中学生になる子と幼稚園を卒業したばかりの子は大きく違いますよね。
この時期の子供って、一年で大きく成長すると思うのですが、そんな幅広い世代が共同生活を送る小学校って、なかなか他にはない世界ですね。

そんな今日の入学式でもやはり気になるのは歌。
今日の学校では「ビリーヴ」という歌が歌われていたのですが、いい曲だな～と思って、家に帰ってググってみると、どうやらNHKの「いきもの世界紀行」のエンディングテーマなんだとか。卒業の定番ソングにもなりつつあるようですね。
でも、内容は「助け合って、未来を信じて進んでいこう」的なものなので、入学式でも全然違和感がないと思いました。

そして、今日の入学式では約１年半ぶりに集合写真でフィルムカメラを使用。
さらにネガとなると何年ぶりでしょう（笑）

ちなみに今日使ったカメラは、写真屋さんで定番の６×９というフォーマットのもの。
いわゆる中版の中で一番大きいサイズです。
今ではデジタルも画素数が上がり、大人数の集合写真を撮ってもキレイに解像されているのですが、やはり引き伸ばし率という点では、フォーマットの大きい方が有利なのは事実。
そして、何よりの利点が、ネガということ。
これがポジなら、露出計で明るさを計って、大型ストロボと焚いて、と、えらい大掛かりなことになりますが、ネガなら露出は目見当でOK。ストロボも、今日借りたのはGN45という、６×９ではちょっと力不足では？というものでしたが、現像上がりを見ると全く問題なし。
ネガは露出とピントの許容範囲が広く、またストロボとも相性がいいので、仕事で使う分にはあまり気を使う必要がなく本当にやり易いです。
対して、デジタルはいくら後で補正できるとはいえ、ピントでも露出でもネガほどの許容度はなく、ストロボも下手に焚くとビカビカになってしまうので、案外気を使います。
また、鉄道のような動体を撮る場合も、実はデジタルよりフィルムの方が若干動体ブレには強いと思います。
今やデジタル一眼レフ全盛の世の中ですが、デジタル一眼ってそんなに簡単なものではないと思うんですよね。デジタルで挫折した方には、ぜひネガで撮ってみてもらえれば、純粋に「写真って楽しい」って思ってもらえると思うのですが・・・。

さて、今日の写真は、先日石勝線で撮影した、案外俊足なこちらを。


ヨンマルだからと思ってSSを下げていたら、案外速くて慌ててSSを上げました（笑）

【撮影地　石勝線　滝ノ上-川端】