型モノ

今日も晴れ。
シルバーウイーク初日は絶好の天気となったようです。

そんな天気の中、私はブライダルの撮影で市内某ホテルへ。
今日は挙式に参列されたご親族の集合写真、いわゆる「型モノ」の撮影でした。

集合写真自体は学校写真でも撮る機会は多々あるのですが、ブライダルの集合写真は全く別。
新郎新婦さんの型の作りかたから並べ方まで様々なルールがあり、覚えるのに一苦労です。
また、普段はSB-800フル発光で済むような仕事ばかりだったのですが、本日は大型ストロボを用いての撮影。
こちらも初体験で緊張することこの上なしでした。

とはいえ、ブライダルの写真で最も期待されているのは実は集合写真ではないかと思うんですよね。
だって、時間がたって結婚式のことを思い出して、一番最初に見る写真はおそらく集合写真なのではないかと思うのです。
また写る側としても少なからず結婚式に参列して祝福した証となる訳ですから、撮る側としては絶対に失敗の許されない撮影。

いくら「型モノ」とはいえ、被写体が異なれば写し方も異なる訳で、でも仕上がりのクオリティは均一でなければならないという、プロとしての存在意義が試される撮影でした。

今日はサポートをしてもらってどうにか撮影にこぎつけましたが、いつか一人立ちして型モノも撮れるようになりたいなぁと新たな目標を見つけた一日でもありました。

ちなみに私の契約している会社では完全デジタル移行しておりまして、型モノもデジタルなのですが、やはりデジタルで型モノを撮るとなるとフルサイズが欲しいところ。
単純にフルサイズの方が引き伸ばし率が小さいので、より解像感のある写真が撮れると思うんですよね。
実際のところはD300でも全く問題はないようなのですが、フィルムなら中判が活躍する分野なので、やはりデジタルならフルサイズが欲しいところ。

今のところブライダル向けにD700・AF-S24-70mmf2.8・AF-S17-35mmf2.8の組み合わせで機材を導入したいと考えているのですが、D700はモデルチェンジの噂もありますしねぇ・・・。
でもD300からD300sの例もありますので、モデルチェンジに関係なくD700を買っても向こう５年は使えるかと。きっとモデルチェンジをしても値段は下がらないでしょうし・・・。

思えば去年の３万円キャッシュバックのときに清水の舞台から飛び降りておけばよかった・・・。
今は舞台がさらに高くなってしまったようで、なかなか飛び降りる決心がつきません（笑）