category:機材レビュー
今日は雪。
再び20cm以上の積雪がありました。
さて、昨日の謎の物体の正体ですが、
実は、

ケータイでした(笑)
ご存知の方も多いと思いますが、1/28に発売されたdocomoの「L-03C」という機種。
製造は韓国のLGエレクトロニクス、使われている部品はレンズがペンタックス、またカメラ部分の中身はサンヨーの部品だそうです。
元々、docomoとiPhoneの2台持ちだった私。
docomoの方はプライベート用として、P905iを3年弱使っておりました。
機能的にもそんなに不満はなかったのですが、そろそろ新しい機種に換えたいなぁと思い、目をつけていたのが同じパナソニックの「ルミックスフォン」だったのですが、実機を見てレンズにカバーがついていないのが難点だなぁ・・・と。
やっぱり携帯って普段持ち歩くものですし、ポケットに入れっぱなしの事も多く、また電話やメールの際に背面は手の皮脂で汚れてしまうので、レンズにカバーのようなものがついた機種があればいいなぁ・・・
と思っていたところ登場したのが、この「L-03C」でした。
カメラ付ケータイというよりは、ケータイ付カメラと言った方が相応しい感じのするこのケータイ、いやカメラ。
大きさは、

iPhone 3Gとほぼ同じです。
厚さは、

一番厚いグリップ部でiPhone 3Gの1.5倍程度です。
比較写真なので真横から撮りたかったのですが、我が家の汚い様子が丸見えになってしまうので(笑)、若干角度をつけております。
さて、そんなケータイつきカメラ、携帯部分もスマートフォン的に見えますが、実はただのi-mode携帯。いわゆる「ガラケー」というものなんですね。
しかし、i-mode携帯としても機能は限定的で、例えばQRコードのリーダーやおサイフ携帯、GPSなどは搭載しておりません。
カメラとしても三脚穴がないという欠点があります。
何より、カメラを耳に当てて話している姿は、違和感というか、想像すると爆笑モノですよね(笑)
そんな、なんだか中途半端なコンセプトのケータイ付カメラですが、(予想より)良い点としては、
・カメラの起動が速い。
・カメラの設定項目が多い(RAW撮りできない以外は普通のコンデジ並みの設定項目があります)
・露出補正が1/3ステップ
・タッチパネル操作時にバイブでクリック感を演出してくれる
等があります。
特にタッチパネルはi-mode携帯としては使いにくいのではないかと思ったのですが、画面に矢印キーを表示して操作することで、項目にダイレクトにタッチするよりも格段に操作性は向上します。
メールもiPhone並の打ち易さはあり、また予測変換の候補がすばやく出るという点ではiPhone 3Gよりは使いやすいと思います。
さて、「ケータイ付カメラ」と定義した以上、肝心なのは画質、たとえJPEG専用の限定機能カメラでも吐き出す画がキレイなら私はそれでいいと思うのですが、何枚か撮ってみたところ、高感度はISO400以下が現実的。
ただ、ケータイでは珍しく「キセノンフラッシュ」を搭載しているので、暗いところではフラッシュを焚いて撮るというのが正解のようです。
AFの速度は通常モードでもマクロモードでも、以前使用していたGR Digital(初代)よりは速く正確です。
そんな訳で、作品作りとまでは行きませんが、日常のちょっとした記録には十二分な性能があると言えそうです。
今日の写真は、会社の新年会で某デパートのバイキングに行ってきたので、とりあえず撮ってみた1枚を。

フラッシュ未発光・画像未調整です。
<L-03C>
再び20cm以上の積雪がありました。
さて、昨日の謎の物体の正体ですが、
実は、
ケータイでした(笑)
ご存知の方も多いと思いますが、1/28に発売されたdocomoの「L-03C」という機種。
製造は韓国のLGエレクトロニクス、使われている部品はレンズがペンタックス、またカメラ部分の中身はサンヨーの部品だそうです。
元々、docomoとiPhoneの2台持ちだった私。
docomoの方はプライベート用として、P905iを3年弱使っておりました。
機能的にもそんなに不満はなかったのですが、そろそろ新しい機種に換えたいなぁと思い、目をつけていたのが同じパナソニックの「ルミックスフォン」だったのですが、実機を見てレンズにカバーがついていないのが難点だなぁ・・・と。
やっぱり携帯って普段持ち歩くものですし、ポケットに入れっぱなしの事も多く、また電話やメールの際に背面は手の皮脂で汚れてしまうので、レンズにカバーのようなものがついた機種があればいいなぁ・・・
と思っていたところ登場したのが、この「L-03C」でした。
カメラ付ケータイというよりは、ケータイ付カメラと言った方が相応しい感じのするこのケータイ、いやカメラ。
大きさは、
iPhone 3Gとほぼ同じです。
厚さは、
一番厚いグリップ部でiPhone 3Gの1.5倍程度です。
比較写真なので真横から撮りたかったのですが、我が家の汚い様子が丸見えになってしまうので(笑)、若干角度をつけております。
さて、そんなケータイつきカメラ、携帯部分もスマートフォン的に見えますが、実はただのi-mode携帯。いわゆる「ガラケー」というものなんですね。
しかし、i-mode携帯としても機能は限定的で、例えばQRコードのリーダーやおサイフ携帯、GPSなどは搭載しておりません。
カメラとしても三脚穴がないという欠点があります。
何より、カメラを耳に当てて話している姿は、違和感というか、想像すると爆笑モノですよね(笑)
そんな、なんだか中途半端なコンセプトのケータイ付カメラですが、(予想より)良い点としては、
・カメラの起動が速い。
・カメラの設定項目が多い(RAW撮りできない以外は普通のコンデジ並みの設定項目があります)
・露出補正が1/3ステップ
・タッチパネル操作時にバイブでクリック感を演出してくれる
等があります。
特にタッチパネルはi-mode携帯としては使いにくいのではないかと思ったのですが、画面に矢印キーを表示して操作することで、項目にダイレクトにタッチするよりも格段に操作性は向上します。
メールもiPhone並の打ち易さはあり、また予測変換の候補がすばやく出るという点ではiPhone 3Gよりは使いやすいと思います。
さて、「ケータイ付カメラ」と定義した以上、肝心なのは画質、たとえJPEG専用の限定機能カメラでも吐き出す画がキレイなら私はそれでいいと思うのですが、何枚か撮ってみたところ、高感度はISO400以下が現実的。
ただ、ケータイでは珍しく「キセノンフラッシュ」を搭載しているので、暗いところではフラッシュを焚いて撮るというのが正解のようです。
AFの速度は通常モードでもマクロモードでも、以前使用していたGR Digital(初代)よりは速く正確です。
そんな訳で、作品作りとまでは行きませんが、日常のちょっとした記録には十二分な性能があると言えそうです。
今日の写真は、会社の新年会で某デパートのバイキングに行ってきたので、とりあえず撮ってみた1枚を。
フラッシュ未発光・画像未調整です。
<L-03C>
PR
category:機材レビュー
今日は曇り時々雨。
結局休みの3日間は天気が優れず終わりました。
ということで、今日もD300のレビューの続きを。
今日は「屋外スポーツ編」です。
<D300で撮る屋外スポーツのオススメセッティング>
※ここでは芸術性は考慮せず、あくまで捉えたい被写体を適正露出で、かつ日の丸構図で捕らえることを主眼として書いていきます。主に販売写真ですが、例えばお子さんの運動会などでも応用できるかと思います。
【0:基本的な考え方】
屋外スポーツで考慮すべき点は、
(1) 天気がころころ変わるので明るさが一定ではない。光線の向きによっても被写体の明るさが変わる。(逆光では影になる)
(2) 動くものを止めるには、速いシャッタースピードが必要。
(3) 同じシーンは二度と訪れない(かもしれない)ので撮り直しができない。
の3点です。
私は特に(3)を重視し、「カメラに任せられる部分は任せて、撮影に集中する」ということをポリシーにしています。
【1:感度自動制御を使う】
上記の通り、スポーツのような動いているものを止めるには、シャッタースピードを上げる必要があります。
写真の明るさは「シャッタースピード(シャッターの開いている時間)」と「絞り」の相関関係で決まり、かつ適正な明るさにするための光量(適正露出)は一定なので、適正な明るさを保ってシャッタースピードを上げる(シャッターの開いている時間を短くする)には、絞りを開けて、光が短い時間に一気に入ってくるようにしてやらねばなりませんでした。
しかし、デジタル時代になって大きく変わったことがあります。
それは、
「感度」を一枚ごとに自由に設定できるようになったこと。
つまり、デジタルでは絞りを開けるだけでなく、感度を上げることでもシャッタースピードを上げることができるようになったのです。
そして、D300はAPS-C機の中では高感度に強い方であり、かつ「感度自動制御」ができるようになっているので、これを積極的に使わない手はありません。
まず、撮影モードはM(マニュアル)を使います。
とりあえずシャッタースピードは1/1000、絞りはF6.3~F8くらいにしましょう。
絞りは空ける(数字を小さくする)とピントの合う範囲が狭くなり背景がボケ、絞る(数字を大きくする)と画面全体にピントが合うようになってきます。このピントが合って見える範囲を「被写界深度」と言うのですが、絞りを空けすぎると被写体がふわっと浮き上がって見えるようなカッコイイ写真になる反面、ピントの合う範囲が狭いのでスポーツのような動きものではピンボケになる確率も上がります。
また、スポーツ写真では望遠レンズを使うことが多いと思うのですが、望遠になればなるほど、同じ絞り値でも被写界深度は狭く見えます。
ゆえに、ここでは「適度に絞ってピンボケを防ぐ」ことを主眼としています。
シャッタースピードは一応1/1000と書きました。これは、「望遠レンズで1/1000も切っていれば動いているもののブレ(動体ブレ)も防げるだろう」という憶測ですが、1/1000でも動体ブレは起こるときには起こります。ですので状況を見て1/2000なり1/4000なりに適宣変更してください。
一般的にカメラに対して正面に向かってくるものはブレにくく、横に動くものはブレやすくなります。
また、カメラから近いものはブレやすく、カメラから遠いものはブレにくくなります。
少年スポーツの場合、ゴールライン側からサッカーを撮るなら1/1000で十分だと思いますが、3塁側から野球のピッチャーを撮るには1/1000では不足です。
次に、撮影メニュー(カメラのマークのタブ)の中から、「ISO感度設定」を選び、「感度自動制御」を「ON」に設定してください。その際、感度は「200」に、また制御上限感度は「1600」にします。撮影モードがMなのでシャッター速度の下限はとくに考慮する必要はありませんが、とりあえず低速限界設定は「1/500」にしておいてください。
これで、シャッターを1/1000、絞りをF8に固定したまま、明るさによって感度がISO200~ISO1600の間で自動的に変わる、いわば「シャッター優先かつ露出優先オート」の状態になりました。
上限感度をISO1600にしたのは、D300で2L版プリント程度ならISO1600までならそんなに荒れもなく使えるという私の主観です。
注意点は、
(1) 測光モード(ファインダーの右)は「マルチパターン測光(真ん中)にする」。
(2) 撮影時はファインダー内の露出ゲージを見て、常に+-0か-1/3の状態になるように適時シャッタースピードと露出を調整する。
(3) 逆光時は露出補正(シャッターボタンの後ろの右側の小さなボタン)を+0.3~+0.7にする。
ということです。
(2)に関して、結局シャッタースピードと絞りを調節しながら撮らなければならないならシャッター優先オート(S)で撮れば良いのではないかと言われそうですが、D300の場合、Sモードだと、絞りが開放まで達して初めて感度が制御される傾向があるので、前述した通りピンボケ防止の観点から私はSモードは使いません。
(3)に関して、Mモードなのに露出補正が必要な理由は、感度を自動制御させるために、カメラに意図した明るさを伝えるためです。逆光では普通に撮ると人物が影になってしまうため、「普通よりも明るく撮って欲しいんだ」ということをカメラに教えるために、露出補正をプラスにします。ただし、D300のマルチパターン測光は元々ややオーバー目なので、強逆光でもない限り、+0.7以上の補正は通常必要ありません。
また、逆に通常時は露出補正を-0.3にしておいた方が好結果が得られるかもしれません。被写体の色にもよりますが、順光で+-0では白飛びしてしまう可能性があります。
【2:AFは状況に応じて】
露出が決まれば次はピントですが、これは状況に応じて変更します。
ここでは野球とサッカーについて説明します。
例えば、運動会の徒競走なら「サッカー」、騎馬戦なら「野球」を参考にしていただければと思います。
共通設定としては、カスタムメニュー(鉛筆のタブ)のAFの項目のうち、
・AF-C時の優先:レリーズ優先
・AF-S時の優先:レリーズ優先
・ダイナミックAFエリア:9点
・AFロックオン:オフ
・AF点数:51点
にします。その他は初期設定のままでも任意に変えても構いません。
まず、野球の場合、バッターやピッチャー、または守備の構えなどカメラと被写体の距離が変わらないものに関してはAF-Sを使います。その際、AFエリア(十字キーの下)は一番下の「シングル」にしましょう。
守備で走ってボールを捕る様なシーンではAF-Cの方が効果的ですが、場面展開もそう読めないので、超音波モーター搭載のレンズであれば、AFの速さを信じてAF-Sのままでも構いません。ただし、2~3枚連写しておくことをオススメします。連写しているうちにAF-SでもAFが追いついてくれます(超音波モーターでもVR18-200はAFが遅いので要注意!)。
サッカーの場合は常にカメラと被写体の距離が変わるのでAF-Cにします。
その際、AFエリアは真ん中の「ダイナミック」にします。
このAF-C+「ダイナミックAF」は、自分が選択しているAFエリアと周囲の計9点が協力して狙った被写体(一番手前にある被写体)にピントを合わせ続けてくれるモードです。
撮影時のポイントは、自分の狙った被写体を選択したAFエリアから外さないよう努力することです。
通常は、AFエリアは真ん中を選択し、被写体を真ん中に置き続ければ問題ありません。
ここでは最初にダイナミックエリアを「9点」に設定しました。
「21点」や「51点」の方がより被写体を追従してくれるのではないかと思われがちですが、ここではあくまで「画面の真ん中に撮りたい被写体を置く」ことを主眼としています。真ん中であれば「9点」で十分。「21点」・「51点」とアシストするAFの点数を増やせば増やすほど、AFは何にピントを合わせてよいかわからず、迷ったり、予期せぬところにピントが飛んだりするので要注意なのです。
また、D300に初搭載された3D-AFトラッキングは、この場合は残念ながらあまり当てになりません。
3D-AFトラッキングは最初にAFを合わせたところの色情報を元にピントを合わせ続けてくれるモードですが、チーム全員が同じ色のユニホームを着ている状況では、誰にピントを合わせてよいのかカメラはわからず、迷うばかりです。
AFロックオンはAFを合わせた被写体の前を人が過ぎったとしても、最初に合わせたところに合わせ続けてくれるという機能ですが、その分AFの動作がやや緩慢になるようです。なので私はOFFにしています。
当たり前ですが、自分の撮りたい人の前に別な人が重なっていたら、撮ってもあまり意味ないですよね。
【3:ドライブモード】
もちろん、スポーツではCH(高速連写)にしておきましょう。
逃した瞬間は二度と訪れないので、何よりまず枚数を撮ることが大切です。幸いデジタルは何枚撮ってもタダですから、思う存分切りまくりましょう(笑)
以上、屋外スポーツ撮影時の主に露出とピントの設定について書いてみましたが、露出が適正でピントがしっかり合っていれば写真としては概ね問題ありません。逆に言うと、露出がアンダーだったりピンボケだったりすると、どんなに良いシーンでも残念な写真になってしまいます。
D300は多機能な分、一歩設定を間違うとカメラが撮影の足を引っ張ってしまうことにもなり兼ねませんが、設定を間違えなければ、一度しかない瞬間を切り取るための最高のパートナーになってくれるはずです。
結局休みの3日間は天気が優れず終わりました。
ということで、今日もD300のレビューの続きを。
今日は「屋外スポーツ編」です。
<D300で撮る屋外スポーツのオススメセッティング>
※ここでは芸術性は考慮せず、あくまで捉えたい被写体を適正露出で、かつ日の丸構図で捕らえることを主眼として書いていきます。主に販売写真ですが、例えばお子さんの運動会などでも応用できるかと思います。
【0:基本的な考え方】
屋外スポーツで考慮すべき点は、
(1) 天気がころころ変わるので明るさが一定ではない。光線の向きによっても被写体の明るさが変わる。(逆光では影になる)
(2) 動くものを止めるには、速いシャッタースピードが必要。
(3) 同じシーンは二度と訪れない(かもしれない)ので撮り直しができない。
の3点です。
私は特に(3)を重視し、「カメラに任せられる部分は任せて、撮影に集中する」ということをポリシーにしています。
【1:感度自動制御を使う】
上記の通り、スポーツのような動いているものを止めるには、シャッタースピードを上げる必要があります。
写真の明るさは「シャッタースピード(シャッターの開いている時間)」と「絞り」の相関関係で決まり、かつ適正な明るさにするための光量(適正露出)は一定なので、適正な明るさを保ってシャッタースピードを上げる(シャッターの開いている時間を短くする)には、絞りを開けて、光が短い時間に一気に入ってくるようにしてやらねばなりませんでした。
しかし、デジタル時代になって大きく変わったことがあります。
それは、
「感度」を一枚ごとに自由に設定できるようになったこと。
つまり、デジタルでは絞りを開けるだけでなく、感度を上げることでもシャッタースピードを上げることができるようになったのです。
そして、D300はAPS-C機の中では高感度に強い方であり、かつ「感度自動制御」ができるようになっているので、これを積極的に使わない手はありません。
まず、撮影モードはM(マニュアル)を使います。
とりあえずシャッタースピードは1/1000、絞りはF6.3~F8くらいにしましょう。
絞りは空ける(数字を小さくする)とピントの合う範囲が狭くなり背景がボケ、絞る(数字を大きくする)と画面全体にピントが合うようになってきます。このピントが合って見える範囲を「被写界深度」と言うのですが、絞りを空けすぎると被写体がふわっと浮き上がって見えるようなカッコイイ写真になる反面、ピントの合う範囲が狭いのでスポーツのような動きものではピンボケになる確率も上がります。
また、スポーツ写真では望遠レンズを使うことが多いと思うのですが、望遠になればなるほど、同じ絞り値でも被写界深度は狭く見えます。
ゆえに、ここでは「適度に絞ってピンボケを防ぐ」ことを主眼としています。
シャッタースピードは一応1/1000と書きました。これは、「望遠レンズで1/1000も切っていれば動いているもののブレ(動体ブレ)も防げるだろう」という憶測ですが、1/1000でも動体ブレは起こるときには起こります。ですので状況を見て1/2000なり1/4000なりに適宣変更してください。
一般的にカメラに対して正面に向かってくるものはブレにくく、横に動くものはブレやすくなります。
また、カメラから近いものはブレやすく、カメラから遠いものはブレにくくなります。
少年スポーツの場合、ゴールライン側からサッカーを撮るなら1/1000で十分だと思いますが、3塁側から野球のピッチャーを撮るには1/1000では不足です。
次に、撮影メニュー(カメラのマークのタブ)の中から、「ISO感度設定」を選び、「感度自動制御」を「ON」に設定してください。その際、感度は「200」に、また制御上限感度は「1600」にします。撮影モードがMなのでシャッター速度の下限はとくに考慮する必要はありませんが、とりあえず低速限界設定は「1/500」にしておいてください。
これで、シャッターを1/1000、絞りをF8に固定したまま、明るさによって感度がISO200~ISO1600の間で自動的に変わる、いわば「シャッター優先かつ露出優先オート」の状態になりました。
上限感度をISO1600にしたのは、D300で2L版プリント程度ならISO1600までならそんなに荒れもなく使えるという私の主観です。
注意点は、
(1) 測光モード(ファインダーの右)は「マルチパターン測光(真ん中)にする」。
(2) 撮影時はファインダー内の露出ゲージを見て、常に+-0か-1/3の状態になるように適時シャッタースピードと露出を調整する。
(3) 逆光時は露出補正(シャッターボタンの後ろの右側の小さなボタン)を+0.3~+0.7にする。
ということです。
(2)に関して、結局シャッタースピードと絞りを調節しながら撮らなければならないならシャッター優先オート(S)で撮れば良いのではないかと言われそうですが、D300の場合、Sモードだと、絞りが開放まで達して初めて感度が制御される傾向があるので、前述した通りピンボケ防止の観点から私はSモードは使いません。
(3)に関して、Mモードなのに露出補正が必要な理由は、感度を自動制御させるために、カメラに意図した明るさを伝えるためです。逆光では普通に撮ると人物が影になってしまうため、「普通よりも明るく撮って欲しいんだ」ということをカメラに教えるために、露出補正をプラスにします。ただし、D300のマルチパターン測光は元々ややオーバー目なので、強逆光でもない限り、+0.7以上の補正は通常必要ありません。
また、逆に通常時は露出補正を-0.3にしておいた方が好結果が得られるかもしれません。被写体の色にもよりますが、順光で+-0では白飛びしてしまう可能性があります。
【2:AFは状況に応じて】
露出が決まれば次はピントですが、これは状況に応じて変更します。
ここでは野球とサッカーについて説明します。
例えば、運動会の徒競走なら「サッカー」、騎馬戦なら「野球」を参考にしていただければと思います。
共通設定としては、カスタムメニュー(鉛筆のタブ)のAFの項目のうち、
・AF-C時の優先:レリーズ優先
・AF-S時の優先:レリーズ優先
・ダイナミックAFエリア:9点
・AFロックオン:オフ
・AF点数:51点
にします。その他は初期設定のままでも任意に変えても構いません。
まず、野球の場合、バッターやピッチャー、または守備の構えなどカメラと被写体の距離が変わらないものに関してはAF-Sを使います。その際、AFエリア(十字キーの下)は一番下の「シングル」にしましょう。
守備で走ってボールを捕る様なシーンではAF-Cの方が効果的ですが、場面展開もそう読めないので、超音波モーター搭載のレンズであれば、AFの速さを信じてAF-Sのままでも構いません。ただし、2~3枚連写しておくことをオススメします。連写しているうちにAF-SでもAFが追いついてくれます(超音波モーターでもVR18-200はAFが遅いので要注意!)。
サッカーの場合は常にカメラと被写体の距離が変わるのでAF-Cにします。
その際、AFエリアは真ん中の「ダイナミック」にします。
このAF-C+「ダイナミックAF」は、自分が選択しているAFエリアと周囲の計9点が協力して狙った被写体(一番手前にある被写体)にピントを合わせ続けてくれるモードです。
撮影時のポイントは、自分の狙った被写体を選択したAFエリアから外さないよう努力することです。
通常は、AFエリアは真ん中を選択し、被写体を真ん中に置き続ければ問題ありません。
ここでは最初にダイナミックエリアを「9点」に設定しました。
「21点」や「51点」の方がより被写体を追従してくれるのではないかと思われがちですが、ここではあくまで「画面の真ん中に撮りたい被写体を置く」ことを主眼としています。真ん中であれば「9点」で十分。「21点」・「51点」とアシストするAFの点数を増やせば増やすほど、AFは何にピントを合わせてよいかわからず、迷ったり、予期せぬところにピントが飛んだりするので要注意なのです。
また、D300に初搭載された3D-AFトラッキングは、この場合は残念ながらあまり当てになりません。
3D-AFトラッキングは最初にAFを合わせたところの色情報を元にピントを合わせ続けてくれるモードですが、チーム全員が同じ色のユニホームを着ている状況では、誰にピントを合わせてよいのかカメラはわからず、迷うばかりです。
AFロックオンはAFを合わせた被写体の前を人が過ぎったとしても、最初に合わせたところに合わせ続けてくれるという機能ですが、その分AFの動作がやや緩慢になるようです。なので私はOFFにしています。
当たり前ですが、自分の撮りたい人の前に別な人が重なっていたら、撮ってもあまり意味ないですよね。
【3:ドライブモード】
もちろん、スポーツではCH(高速連写)にしておきましょう。
逃した瞬間は二度と訪れないので、何よりまず枚数を撮ることが大切です。幸いデジタルは何枚撮ってもタダですから、思う存分切りまくりましょう(笑)
以上、屋外スポーツ撮影時の主に露出とピントの設定について書いてみましたが、露出が適正でピントがしっかり合っていれば写真としては概ね問題ありません。逆に言うと、露出がアンダーだったりピンボケだったりすると、どんなに良いシーンでも残念な写真になってしまいます。
D300は多機能な分、一歩設定を間違うとカメラが撮影の足を引っ張ってしまうことにもなり兼ねませんが、設定を間違えなければ、一度しかない瞬間を切り取るための最高のパートナーになってくれるはずです。
category:機材レビュー
今日は曇り時々雨。
私は機材を修理に出した以外、特に何もすることのない一日でした。
ちなみに、修理は全て保障の範囲内(D300は8月修理時にAF調整しているので、その保障範囲)で無料で直りそうです。
さて最近、仕事をしているか休みで何もしていないかで何も書くことのない日記をただ書き連ねているだけなので、ここで思い切って、手持ちの機材のレビューでも書いてみることにしました。
不定期連載ですが、新機材購入時の参考にでもなればと思います。
さて、1回目は私のメイン機材である、Nikon D300を。
既に製品ラインナップにないじゃん! という厳しい突っ込みはご容赦願えればと・・・(汗)
実際、後継機のD300Sとそんなに変わりませんから、参考程度に見ていただければと思います。
以下、価格.com風に星5つで満点です。
【デザイン】★★★★★
私はあまりカメラの外観デザインには拘らないが、カメラらしいデザインで良いのではないかと。
APS-C機とはいえ、視野率100%のファインダーをつけてこの大きさであれば優秀なデザインと言えるのではないか。
細部では、10ピン端子・シンクロターミナルのカバーが取り外せるキャップ式から本体にくっついたゴムカバー式になったのは、キャップ紛失の余計な出費を防ぐために素晴らしい進化である。
【画質】★★★★★
<メリット>
(1) Expeed・ピクチャーコントロール搭載で、以前のニコン機に比べ中間調が明るくメリハリのある画作りとなった。デフォルトのままJPEG撮って出しでも問題なく使える。
(2) 高感度はISO800までは常用範囲。2L版プリント程度ならばISO1600も常用範囲。最高感度のISO3200はさすがに非常用かと思う。細かく見るとISO2800とISO3200でもディティール感の喪失具合は異なる。
(3) オートホワイトバランス(AWB)は優秀。だが、屋外では若干黄色い感がある。タングステン光は他機種同様完全に補正しきれないのでマニュアルセットした方が無難。ただし、従来機種に比べればAWBの精度は極めて高いと言える。
(4) ピクチャーコントロール搭載の他のニコン機と色の統一が可能。
(5) ダイナミックレンジが従来機に比べれば広いので、白飛びには強くなった。
<デメリット>
(1) 高感度はISO800までは常用範囲だが、露出アンダーになると、ISO400でも暗部ノイズはかなりある。ゆえに無理に低感度で撮るよりは高感度で適正露光~ややオーバー目に撮った方が結果は良好となる。
(2) 上記ゆえか、マルチパターン測光の出た目がややオーバー目。被写体の状況や色にもよるが、十分な明るさがある場面では-0.3EV~-0.7EVの露出補正をした方が結果は良好。つまり、マルチパターン測光で-0.3EV補正したところで、出てきた画は+0.3EV程度になることがままある。
(3) ピクチャーコントロール「スタンダード」では彩度・コントラストがやや高いのか、特に赤は飽和しやすい。
(4) ピクチャーコントロール非搭載機との色の統一は困難。ただし、D2Xと色を合わせる場合はピクチャーコントロール「D2XMODE」である程度擬似色が出せる。RAW撮影の場合は、ピクチャーコントロール非搭載機のRAWデータをCapture NX(2)で現像する際にピクチャーコントロールを適用することでD300に色を合わせることは可能。
(5) アクティブD-ライティングは逆光時に人物の顔を明るくする等便利ではあるが、暗部を持ち上げているため、暗部ノイズが浮き上がる可能性があり諸刃の剣。常用は危険。
【操作性】★★★★★
以前からD3桁・D1桁機を使っていた人なら取説なしで問題なく撮影できる。
画像の拡大がボタン1つでできるようになった点は大きな進化。
D2桁機に比べるとボタンの数は多いが、メニューを開かずとも設定できる項目が多いのでD300の方が使いやすいと思われる。
また、カードフォーマットなど重要な項目は「OK」ボタンを押さないと最終決定できないようになっている点も良心的。
ニコン機の良さは電源オン~絞り・シャッタースピードの選択~シャッターレリーズまでグリップを握ったまま右手親指と人差し指だけで操作が完結する点だと思う。
ファインダー内の情報も測光モード・AF・露出ゲージ・絞り・SS・感度・撮影可能枚数(半押し時は連写可能枚数)と過不足ないが、露出ゲージで左が+、右がーになっているのは好みが分かれるところ。
【バッテリー】★★★★★
使い方にもよるが、バッテリー1本で約800~1000枚撮影可能。
MB-D10にエネループ8本で運用すればトータルで2000枚程度は問題なく撮影できる。
MB-D10は本体同様マグネシウム合金で信頼性はバツグンだが、価格がネック。
【携帯性】★★★★☆
さすがに「DXのフラッグシップ」というだけあって、小さく軽い訳ではないが、妥当な大きさ・重さ。
【機能性】★★★★★
<メリット>
(1) 51点AF。APS-C機であるD300は画面の隅々までAFポイントが散在しており、測距点が使いやすい。
(2) オートFP発光。スナップ撮りで重宝。
(3) ISO感度自動設定。隠れモードとして「シャッター+絞り優先オート」にできる。スポーツ撮影で有効。
(4) MB-D10に単三×8本orEN-EL4を搭載して装着した際の8コマ/秒連写。
(5) カスタムセッティングを4つまで登録可能。シーンに応じてAF等の設定をまとめて保存できるので、即座に切替可能。
<デメリット>
(1) MB-D10に単三×8本orEN-EL4を搭載して装着しないと8コマ/秒の連写ができない(本体のみでは6コマ/秒)。
(2) 撮影メニューでカスタムセッティングを切り替えても、「ピクチャーコントロール」だけは影響されない。例えば「ピクチャーコントロール」に内包されるコントラストは、カスタムセッティングを切り替えても別途設定し直す必要がある。謎な仕様。
【液晶】★★★★★
大きく明るく見やすい、最高の液晶画面。ピントだけでなく色の確認にも使えるのは大変便利。
【ホールド感】★★★★★
私の手ではちょうど良い大きさ。適度に重いのでブレ防止にも役立つ。
【総評】★★★★★
直接のライバルはCanon EOS 7D / 50D、Sony α700、PENTAX K-7あたりになると思うが、従来からのニコンユーザーであれば迷う必要なし。各種レビューを見るとキヤノン機とは互角というか一長一短といった感があるが、特に高感度画質では若干のアドバンテージがあると思われるので、動き物を撮るカメラマンにはD300が向いているのではないか?
実は真のライバルは下位機種のD90かもしれない。視野率100%ファインダーや8コマ/秒連写、51点AFを必要としなければ、同じ画を吐き出せるD90の方がコストパフォーマンスに優れる可能性は大いにある。
D300でなければ撮れない画はないが、多機能でレスポンスのいいD300だから撮れる確率が高くなる画は確実にあると思う。APS-C機の中から選ぶのであれば、D300は価格に見合った価値のあるカメラだと言える。
と、価格.com風に書いてみましたが、参考になりましたでしょうか?
次回は(いつになるかわかりませんが)、私なりのシーンごとの設定でも書いてみようかと思います。
私は機材を修理に出した以外、特に何もすることのない一日でした。
ちなみに、修理は全て保障の範囲内(D300は8月修理時にAF調整しているので、その保障範囲)で無料で直りそうです。
さて最近、仕事をしているか休みで何もしていないかで何も書くことのない日記をただ書き連ねているだけなので、ここで思い切って、手持ちの機材のレビューでも書いてみることにしました。
不定期連載ですが、新機材購入時の参考にでもなればと思います。
さて、1回目は私のメイン機材である、Nikon D300を。
既に製品ラインナップにないじゃん! という厳しい突っ込みはご容赦願えればと・・・(汗)
実際、後継機のD300Sとそんなに変わりませんから、参考程度に見ていただければと思います。
以下、価格.com風に星5つで満点です。
【デザイン】★★★★★
私はあまりカメラの外観デザインには拘らないが、カメラらしいデザインで良いのではないかと。
APS-C機とはいえ、視野率100%のファインダーをつけてこの大きさであれば優秀なデザインと言えるのではないか。
細部では、10ピン端子・シンクロターミナルのカバーが取り外せるキャップ式から本体にくっついたゴムカバー式になったのは、キャップ紛失の余計な出費を防ぐために素晴らしい進化である。
【画質】★★★★★
<メリット>
(1) Expeed・ピクチャーコントロール搭載で、以前のニコン機に比べ中間調が明るくメリハリのある画作りとなった。デフォルトのままJPEG撮って出しでも問題なく使える。
(2) 高感度はISO800までは常用範囲。2L版プリント程度ならばISO1600も常用範囲。最高感度のISO3200はさすがに非常用かと思う。細かく見るとISO2800とISO3200でもディティール感の喪失具合は異なる。
(3) オートホワイトバランス(AWB)は優秀。だが、屋外では若干黄色い感がある。タングステン光は他機種同様完全に補正しきれないのでマニュアルセットした方が無難。ただし、従来機種に比べればAWBの精度は極めて高いと言える。
(4) ピクチャーコントロール搭載の他のニコン機と色の統一が可能。
(5) ダイナミックレンジが従来機に比べれば広いので、白飛びには強くなった。
<デメリット>
(1) 高感度はISO800までは常用範囲だが、露出アンダーになると、ISO400でも暗部ノイズはかなりある。ゆえに無理に低感度で撮るよりは高感度で適正露光~ややオーバー目に撮った方が結果は良好となる。
(2) 上記ゆえか、マルチパターン測光の出た目がややオーバー目。被写体の状況や色にもよるが、十分な明るさがある場面では-0.3EV~-0.7EVの露出補正をした方が結果は良好。つまり、マルチパターン測光で-0.3EV補正したところで、出てきた画は+0.3EV程度になることがままある。
(3) ピクチャーコントロール「スタンダード」では彩度・コントラストがやや高いのか、特に赤は飽和しやすい。
(4) ピクチャーコントロール非搭載機との色の統一は困難。ただし、D2Xと色を合わせる場合はピクチャーコントロール「D2XMODE」である程度擬似色が出せる。RAW撮影の場合は、ピクチャーコントロール非搭載機のRAWデータをCapture NX(2)で現像する際にピクチャーコントロールを適用することでD300に色を合わせることは可能。
(5) アクティブD-ライティングは逆光時に人物の顔を明るくする等便利ではあるが、暗部を持ち上げているため、暗部ノイズが浮き上がる可能性があり諸刃の剣。常用は危険。
【操作性】★★★★★
以前からD3桁・D1桁機を使っていた人なら取説なしで問題なく撮影できる。
画像の拡大がボタン1つでできるようになった点は大きな進化。
D2桁機に比べるとボタンの数は多いが、メニューを開かずとも設定できる項目が多いのでD300の方が使いやすいと思われる。
また、カードフォーマットなど重要な項目は「OK」ボタンを押さないと最終決定できないようになっている点も良心的。
ニコン機の良さは電源オン~絞り・シャッタースピードの選択~シャッターレリーズまでグリップを握ったまま右手親指と人差し指だけで操作が完結する点だと思う。
ファインダー内の情報も測光モード・AF・露出ゲージ・絞り・SS・感度・撮影可能枚数(半押し時は連写可能枚数)と過不足ないが、露出ゲージで左が+、右がーになっているのは好みが分かれるところ。
【バッテリー】★★★★★
使い方にもよるが、バッテリー1本で約800~1000枚撮影可能。
MB-D10にエネループ8本で運用すればトータルで2000枚程度は問題なく撮影できる。
MB-D10は本体同様マグネシウム合金で信頼性はバツグンだが、価格がネック。
【携帯性】★★★★☆
さすがに「DXのフラッグシップ」というだけあって、小さく軽い訳ではないが、妥当な大きさ・重さ。
【機能性】★★★★★
<メリット>
(1) 51点AF。APS-C機であるD300は画面の隅々までAFポイントが散在しており、測距点が使いやすい。
(2) オートFP発光。スナップ撮りで重宝。
(3) ISO感度自動設定。隠れモードとして「シャッター+絞り優先オート」にできる。スポーツ撮影で有効。
(4) MB-D10に単三×8本orEN-EL4を搭載して装着した際の8コマ/秒連写。
(5) カスタムセッティングを4つまで登録可能。シーンに応じてAF等の設定をまとめて保存できるので、即座に切替可能。
<デメリット>
(1) MB-D10に単三×8本orEN-EL4を搭載して装着しないと8コマ/秒の連写ができない(本体のみでは6コマ/秒)。
(2) 撮影メニューでカスタムセッティングを切り替えても、「ピクチャーコントロール」だけは影響されない。例えば「ピクチャーコントロール」に内包されるコントラストは、カスタムセッティングを切り替えても別途設定し直す必要がある。謎な仕様。
【液晶】★★★★★
大きく明るく見やすい、最高の液晶画面。ピントだけでなく色の確認にも使えるのは大変便利。
【ホールド感】★★★★★
私の手ではちょうど良い大きさ。適度に重いのでブレ防止にも役立つ。
【総評】★★★★★
直接のライバルはCanon EOS 7D / 50D、Sony α700、PENTAX K-7あたりになると思うが、従来からのニコンユーザーであれば迷う必要なし。各種レビューを見るとキヤノン機とは互角というか一長一短といった感があるが、特に高感度画質では若干のアドバンテージがあると思われるので、動き物を撮るカメラマンにはD300が向いているのではないか?
実は真のライバルは下位機種のD90かもしれない。視野率100%ファインダーや8コマ/秒連写、51点AFを必要としなければ、同じ画を吐き出せるD90の方がコストパフォーマンスに優れる可能性は大いにある。
D300でなければ撮れない画はないが、多機能でレスポンスのいいD300だから撮れる確率が高くなる画は確実にあると思う。APS-C機の中から選ぶのであれば、D300は価格に見合った価値のあるカメラだと言える。
と、価格.com風に書いてみましたが、参考になりましたでしょうか?
次回は(いつになるかわかりませんが)、私なりのシーンごとの設定でも書いてみようかと思います。
カウンター
07.05.28設置
耳寄り情報!
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
最新CM
[02/26 hiro]
[02/26 しろくま1号]
[02/09 hiro]
[02/06 Tackey in 相模原]
[02/02 hiro]
アーカイブ
カテゴリー
忍者ポイント広告
プロフィール
HN:
hiro
年齢:
49
HP:
性別:
男性
誕生日:
1975/04/03
職業:
記憶より記録に残す仕事
趣味:
写真
自己紹介:
ホームページもぜひご覧ください。
最新TB
ブログ内検索
アクセス解析
Copyright © 暇人悠遊 All Rights Reserved.